長崎県弁護士会は、死刑制度に関するシンポジウムを行います。
皆さんは死刑制度について、どうお考えになりますか。内閣府の世論調査(平成26年)によると、「死刑は廃止すべき」と回答した人の割合は約1割、「死刑もやむを得ない」と回答した人の割合は約8割となっています。
この世論調査のうち、「死刑は廃止すべき」という意見としては、「裁判に誤りがあったとき死刑にしてしまうと取り返しがつかない」「国家であっても人を殺すことは許されない」「人を殺すことは刑罰であっても人道に反し野蛮である」「死刑を廃止してもそのために凶悪な犯罪が増加するとは思わない」「凶悪な犯罪を犯した者でも更生の可能性がある」などがあり、「死刑もやむを得ない」という意見として、「死刑を廃止すれば被害を受けた人やその家族の気持ちがおさまらない」「凶悪な犯罪は命をもって償うべきだ」などがあげられています。
「死刑の廃止・停止が国際的潮流」とも言われる中、日本の死刑制度については国際的に、強い批判があります。
市民の皆さんが裁判員として死刑判決に関わる可能性もある中、また、いつ犯罪被害者(遺族)になるかもしれない中、死刑制度は身近な問題と言えます。
死刑制度の在り方について、一緒に考えてみませんか。お気軽にご参加ください。入場は無料、事前申込は不要です。*定員を超える場合は入場をお断りする場合があります。
記
タイトル | : |
死刑制度に関するシンポジウム ~犯罪被害者と死刑制度について~ |
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日 時 | : |
2017年10月21日(土) 13時~16時30分 (開場12時30分) |
場 所 | : | 長崎県歯科医師会館5階講堂(長崎市茂里町3―19) |
内 容 | : |
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主 催 | : | 長崎県弁護士会 共催 日本弁護士連合会 / 九州弁護士会連合会 |
お問合せ先 | : | 長崎県弁護士会 電話 095-824-3903 |
詳細チラシ | : | 死刑制度に関するシンポジウム~犯罪被害者と死刑制度について~ |